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2020/07/07 14:55

丁子屋さんの考える、おいしいとろろとは・・
●山の幸の自然薯
●海の幸のかつおだし
●日本人に欠かせないお米
この3つが口のなかで一体になりになって感じる風味やのどごし。

たっぷりとご飯にかけて、混ぜて混ぜて。
ざざっと音をたてて、流し込むように食べると、空気と共に口から鼻にぬける風味がなんとも言えない美味しさ。
行儀が悪いと言われていることをやると、より美味しさを感じることができるのが不思議な点です。

ここからは、おいしい自然薯のわり方の話。
最終的には、すりおろした自然薯と、あたたかい味噌汁が1対1が目安。
ご飯にかけた時に、お米に浸透しきらず、お米の上に乗るような程度で、とろとろしているの丁子屋さんにとって良いとしています。

①下味をつける


【ポイント】
下味をつける方法と、出来上がったとろろに味付けをする方法があります。
ご家庭で料理をされる際は、鰻のタレや、めんつゆなど、動物性のコクをいれると、より美味しく感じることができます。


②味噌汁を用意して、わる


【ポイント】
丁子屋さんでは、温かいお味噌汁で自然薯をわることをおすすめしています。(最後に温かいご飯にかけるため。)
味付けは味噌汁よりも少し味が濃い程度が目安。
静岡では味噌汁で自然薯をわる文化がありますが、地域によっては出汁でわることもあります。


【ポイント】
丁子屋さんのお味噌は、半年かけて専用倉庫で発酵させたもの。
大豆は北海道の高級品「つるむすめ」で、割烹や料亭で使われるような品種です。
麹は、静岡の岡部の「かど万米店」さんの米麹をつかっています。
添加物を一切使わない、麹たっぷりの白みそは、やさしい味わいです。


③好きな薬味をかけて、混ぜて混ぜて、かきこむ!


ここまで、ご家庭で美味しくとろろ汁を食べる方法を丁子屋さんに教えて頂きました。

一見敷居が高いように感じる、静岡で一番の老舗「丁子屋さん」。
意外にも、お行儀悪くても、存分にとろろ汁の美味しさを感じる食べ方を教えて頂けます。
歴史的価値のある建物や、東海道の香りが残る雰囲気と一緒に、是非お店でもとろろ汁を召し上がってみてください。